日によっては初夏の空気が見え隠れする5月。そんな5月は旅行日和でもあり、連休を利用して京都に行こうと考えている方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は5月の京都にフォーカスしておすすめの観光スポット12選と、5月におこなわれる有名なお祭り3つをご紹介します。
①光明寺 長岡市
京都の光明寺は、1198年に建てられた御堂が始まりの歴史あるお寺です。西山浄土宗の総本山であり、現在は紅葉の名所として有名な観光スポットとしても知られています。
参道の両サイドに立ち並ぶ紅葉の木々は約250本あり、心洗われるような美しい景色を生み出します。四季折々に異なる姿が見られる自然豊かなお寺として、今も多くの人々が訪れています。
光明寺は、5月頃には新緑に包まれた青々とした景色が見頃になります。紅葉していない青紅葉のトンネルが続く道は、どこか神秘的な雰囲気が漂います。
心安らぐ新緑の中でゆったりと散歩したり、写真を撮ったりしてのんびり過ごしましょう。少し暑い日でも、青紅葉が日差しを遮ってくれるので気持ちよく過ごせます。
赤く色づく紅葉とはまた違った、青紅葉のトンネルは初夏を感じさせる素晴らしいものです。ぜひ一度足を運んでみてください。
詳細情報
住所:京都府長岡京市粟生西条内26-1
■気持ち良い参道
京都嵐山・二尊院を思わせる参道が素晴らしく、気持ちが良かったです。紅葉の時期は超人気スポットになる場所です。
■見所が多い
御堂の本尊は法然上人の自作。読経中の堂内を進むと長い回廊があり、下っていくと釈迦堂に繋がっています。見所の多いお寺です。
■素晴らしい
堂々とした本堂、青々とした紅葉、広い境内、独特な趣がある素晴らしい場所です。心が穏やかになります。
拝観時間:9:30~16:30
拝観料:大人500円、小学生300円
②妙心寺 退蔵院 京都市
妙心寺 退蔵院は、臨済宗妙心寺派の総本山です。広大な敷地内にはいくつもの寺院があり、それぞれ拝観料を支払って拝観することができます。
日本最古の鐘楼、加納探幽が描いた雲竜図など、歴史ある日本文化に触れることができる見所満載の観光スポットでもあります。
静かな場所なので、ゆっくりと過ごしたい方におすすめです。
妙心寺では写経などの体験も開催しており、一般参加も可能です。寒すぎず、暑すぎない5月頃は集中しやすい季節でもあります。初心者でも挑戦しやすいでしょう。
またたくさんの御堂や寺院が集まる広い妙心寺を巡るなら、過ごしやすい5月はおすすめです。せっかく足を運ぶなら、全体をしっかり見て回ってみてください。
初夏の空気を感じながらの写経や寺院散策は、心安らぐ素敵な時間になることでしょう。ぜひ友人と一緒に穏やかな時間を過ごしてください。
詳細情報
住所:京都府京都市右京区花園妙心寺町52
■大本山とは知らず!
こんなに広いとは知りませんでした!色々な寺院があり、見所満載です。天竜図はたまらんですね。何度見ても息を飲む迫力があります。
■雲竜図を見に
今回のお目当ては雲竜図。親子で見に行きましたが、ゆっくりと見ることができました。迫力ある雲竜図、一見の価値アリです!
■天井に龍
天井に描かれている龍が有名なお寺です。見る角度によって違った見え方をするので、色々な方向から見てみてください。つい長居してしまいました。
拝観時間:24時間
拝観料:無料(各院別途拝観料あり)
③北野天満宮 御土居 / 上京区
北野天満宮は、学問の神様として菅原道真公をお祀りしている大きな神社です。九州にある太宰府天満宮と同じく、多くの学生が合格祈願などをしに訪れます。
「北野の天神さん」「北野さん」などと呼ばれ親しまれている北野天満宮は、入試合格、学業成就、文化芸能、災難厄除祈願のお社として厚い信仰を集めています。
御本殿、「紙本著色北野天神縁起絵巻・承久本」はそれぞれ国宝に指定されており、その他にも貴重な宝物や文化財を多数所蔵しています。
5月の北野天満宮は緑に包まれる御土居(おどい)が見所です。御土居とは、豊臣秀吉ゆかりの歴史的遺構の1つであり、外敵の来週に備えたり川の氾濫から市街を守るために築かれたものです。
北野天満宮の御土居は紅葉の名所として広く知られていますが、5月頃なら青紅葉が生い茂る生命力あふれる景色を見ることができます。建物とのコントラストが美しいので、ぜひ青紅葉の北野天満宮も見に行ってみてください。
詳細情報
住所:京都市上京区馬喰町 北野天満宮社務所
■学業成就や合格祈願の神社
梅や桜の名所である北野天満宮。学問の神様をお祀りしているだけに、学生さんが多いです。梅がたくさん植えられているのは菅原道真公が好きだったからなんだとか。時期をズラして5月頃、青々とした新緑が美しく、これもまた良かったです。
■混雑してもゆったり過ごせそう
北野天満宮はかなり広い神社です。混雑時であっても、それなりにゆったり過ごせそうです。今回は5月の連休を利用して参拝しましたが、次は紅葉の時期にも来たいです!
■御土居の青紅葉
5月は紅葉していない青紅葉が綺麗な時期です。北野天満宮の御土居は紅葉の名所ですが、個人的には青紅葉もおすすめです。
拝観時間:7:00~17:00
拝観料:無料
④貴船神社 / 左京区
貴船神社は、万物の命の源である「水」、その神様をお祀りする神社です。全国に2000社を数える水神の総本宮として、長く人々に親しまれてきました。
詳細な記録がないほど古い歴史があり、約1300年前には既に存在していたことがわかっています。日本でも指折りの古社として、広く厚い信仰を集めています。
周辺を高い木々に囲まれていることや、長く続く石段に灯る灯篭が有名です。
紅葉の名所として知られる参道の灯篭や周辺の木々は美しく、5月には新緑が神社を包み込みます。仄暗いほど厚い葉に守られるように立つ貴船神社は神秘的で、まさに命の息吹を感じるかのような趣があります。
湧き出る水、葉擦れの音、鳥の声が周辺に満ちており、大自然を全身で感じながら、豊かで穏やかな心休まるひとときを過ごせるでしょう。
ぜひ5月の新緑、新たな命に包まれた水神様のお社へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
詳細情報
住所:京都市左京区鞍馬貴船町180
■幻想的
到着が予定より大幅に遅れてしまいましたが、灯篭に灯りがついていて幻想的な景色を見ることができました。道幅が狭く車の運転が怖かったですが、良いものが見れて満足です。
■全てにおいて100点満点
今回の旅の最大の目的は貴船神社でした。山深い緑の中に建つ朱色の鳥居がなんとも神々しかったです。決して派手ではないですが、古い神社特有の空気感があっておすすめです!絶対にまた来ます!
■ひんやりした空気
貴船神社周辺は、他の場所よりも空気がひんやりしていました。5月の初夏も感じるような日でしたが、さすが水神様をお祀りする神社。水や木々のおかげか、涼しく過ごせました。
拝観時間:6:00~20:00
拝観料:無料
⑤三室戸寺 / 宇治市
別名「花の寺」とも呼ばれるほど、四季折々の花が美しいと言われる三室戸寺は、京都屈指の花の名所です。
阿弥陀三尊像などの重要文化財を安置している由緒あるお寺です。一方で、季節ごとに咲き誇る花々が老若男女問わず多くの人々の心を癒しており、特に1万株の紫陽花が咲くことから「あじさい寺」とも呼ばれています。
ぜひカメラを持って訪れたい場所として、高い人気を集めています。
紫陽花で有名な三室戸寺ですが、実は四季折々に違った花を見て楽しむことができます。4月から5月にかけては、つつじ園が見頃です。開園は通常4月下旬から5月上旬ですが、詳しい日程は公式サイトにて随時更新されているのでチェックしてください。
つつじ園では濃淡それぞれのピンク色や白のつつじが所狭しと咲き誇り、視界いっぱいに広がります。例年ゴールデンウィークの頃に満開を迎えるため、連休を利用して京都へ行くならちょうど見頃となっているでしょう。
詳細情報
住所:京都府宇治市莵道滋賀谷21
■老若男女に愛される風景
広い敷地が紫陽花で覆いつくされる6月が有名ですが、ツツジも見逃せません。梅雨に入る前ですし、綺麗なツツジは華やかで素敵です。
■新緑の頃
紫陽花の見頃はまだ先でした。ポツポツ咲いている子もいましたが…。まだまだ新緑の方が印象的ですね。5月から6月は、新緑から紫陽花へバトンタッチの時期です。
■初のつつじ園
紫陽花を見に行ったことはあるのですが、つつじ園はスルーしてしまったなと思い、見頃の5月に行ってきました。白と濃いピンクのツツジが咲き乱れる様子がとても華やかで綺麗でした。
拝観時間:8:30~16:30
拝観料:大人500円、子ども300円
⑥糺の森 / 左京区
下鴨神社のエリア内にある糺の森(ただすのもり)は、京都でも人気の癒しのパワースポットです。太古よりある森を通る道は木々のトンネルになっており、新緑や紅葉など季節ごとに全く違う空気に包まれます。
糺の森は下鴨神社の参道となっており、まっすぐ進んでいくと境内へたどり着きます。下鴨神社は縁結びや美麗祈願の神社として有名なので、特に女性からの人気が高い場所です。
5月、少し暑い日の下鴨神社への参拝は、涼しい糺の森を通ってゆっくり歩くのがおすすめです。
糺の森は太古の原生林をそのまま残している場所であり、高い木々に囲まれています。日差しを遮る木々は内側の空気を涼しくしてくれるため、のんびり歩くのにぴったりなのです。
緑に満ちた5月の糺の森は癒しのパワースポットであり、心が安らぐ場所としても知られています。日々の疲れを癒し、背伸びや深呼吸をしてゆったりとした時間を過ごしましょう。
詳細情報
住所:京都府京都市左京区下鴨泉川町59 糺の森
■癒しとパワーの有難いスポット
下鴨神社のエリアに広がる糺の森。自然豊かな場所ですが、太古からこの森はずっとあったそうです。南側から参道をまっすぐ進む道は情緒がありおすすめです。
■パワースポット!
糺の森、今はチームラボの晩夏のライトアップが有名になってしまいましたが、実は原生林が残るパワースポットとしてヒーリングの森でもあるのです。今回もしっかりパワーをもらってきました。
■涼しい場所
ゆっくりお散歩しました。空気が澄んでいて、初夏でも涼しく感じられます。青々とした木々に癒されました。
拝観時間(下鴨神社):6:00~17:00
拝観料(下鴨神社):無料
⑦大田神社 / 北区
大田神社は、天鈿女命(あめのうずめのみこと)をお祀りしている神社です。芸能上達や延命長寿のご利益があるとされています。
鎮座年数は不詳の神社ですが、賀茂においては最古のお社であると言われています。上賀茂神社などよりも古く、長く福寿福徳の信仰を集めてきました。
天鈿女命は、神話の天岩戸開きの際に神楽をした神様で、現在も芸事の上達を願って参拝する方が多くいます。
5月の大田神社はカキツバタが見頃で、6月にかけて満開になります。野生のカキツバタが一面に咲き誇る様子は圧巻で、多くの人々が一目見ようと足を運びます。
大田神社のカキツバタは野生群落で、天然記念物にも指定されています。滅多に見られないカキツバタの群生は、一度は見ておきたいものです。
ぜひカメラを片手に、見頃となったカキツバタを見に行ってみてはいかがでしょうか?
詳細情報
住所:京都府京都市北区上賀茂本山340
■上賀茂神社からすぐ
上賀茂神社から徒歩10分ほどで着きます。桜、紅葉も良いですが、5月のカキツバタも良かったですよ。おすすめです。
■古歌にも読まれている
小倉百人一首で知られる藤原定家の父、藤原俊成の古歌にも読まれている場所です。美しいカキツバタは必見です。
■御守もカキツバタ
カキツバタはまだ咲いていない時期でしたが、御守にカキツバタの刺繍が入っていたのでほっこりしました。今度は満開の時期に行きたいです。
拝観時間:9:00~17:00
拝観料(カキツバタ開花時):300円
⑧蹴上インクライン / 左京区
蹴上インクラインは、かつて実際に使われていた鉄道の配線です。現在は国の史跡として整備され、誰でも自由に立ち入れる観光スポットとなっています。
かつての姿をそのままに残る蹴上インクラインで撮る写真はまるでドラマや映画のようで、多くの人々がカメラを持って訪れます。季節や時間帯によってガラリと変わった雰囲気になるので、いつ行っても良い写真が撮れることでしょう。
インスタ映えを狙うなら、服装も気合を入れていくと良いでしょう。着物や大正、昭和を思わせるようなファッションがよく合います。
桜の名所として有名な蹴上インクラインですが、実は新緑も美しいことをご存知でしょうか?桜が散り、新たに葉が芽吹いた5月頃からの蹴上インクラインは青々とした並木道となり、まぶしい青春時代を思わせるような景色を見せてくれます。
桜の時期ではないからと思わず、ぜひ新緑の蹴上インクラインにも足を運んでみてください。
詳細情報
住所:京都府京都市東山区東小物座町339
■インスタから!
インスタで見つけたフォトスポットです。若い子たちが写真撮影を楽しんでいて、良い雰囲気の場所でした。ぜひ写真を撮りに行ってみてください!
■着物の人が多い
写真スポットで有名な場所です。着物を着て撮影している方が多いような気がします。桜の季節が有名ですが、新緑も良かったですよ。
■桜は散っていましたが
桜が散った後でしたが、なんだかんだで良い写真が撮れました。季節ごとの良さがあるものですね。
開放時間:終日
料金:無料
⑨瑠璃光院 / 左京区
瑠璃光院は、美しい写真が撮れる場所として有名な寺院です。綺麗に磨かれた黒塗りの机に反射する外の景色がなんとも美しく、合わせ鏡のように見える写真を撮ろうと、特別拝観の時期になると多くの人々がカメラを持って訪れます。
春の特別拝観は4月中旬から6月中旬までなので、5月中なら基本的には予約できるでしょう。
瑠璃光院の窓からは一面にもみじが生い茂り、春は新緑、秋は紅葉が美しく広がります。まるで映画館にでもいるかのような美しい景色に、思わず息を飲むことでしょう。
5月はちょうど新緑が綺麗な時期で、緑と黒のコントラストが綺麗な絶景を拝むことができます。写真を撮る際は机を含めたローアングルや、寺院の中から引きで撮るのがおすすめです。
どこを撮っても美しい場所なので、写真が得意ではない方でもきっと素敵な一枚を残せます。
詳細情報
住所:京都府京都市左京区上高野東山55
■来てよかった
修学旅行で訪れました。友達がどうしてもと言うのでルートに入れたのですが、いざ行ったら私の方がカメラを構えるのをやめられなくなってしまいました。また行きたいです。
■猛暑の安らぎに…
清涼を求めて瑠璃光院へ。秋の紅葉も素晴らしいですが、新緑の時期もやっぱり良いです。平日ということもあり、ゆっくり鑑賞できました。
■噂通りの美しさ
初めて訪れましたが、噂通りの美しさでした。美しい新緑が雨に濡れてまた一段と幻想的でした。今度は紅葉の時期にも行きたいです。
拝観時間:10:00~17:00
拝観料:2,000円
⑩常寂光寺 / 右京区
常寂光寺(じょうじゃっこうじ)は、紅葉の名所として知られる京都の名所です。1596〜1614年の間に開創されたと伝えられており、本堂は伏見桃山城客殿を移築して造営されました。
仁王門や仁王像が見所で、決して派手ではないものの厳かな雰囲気をまとう静かなお寺です。木々に囲まれた美しい場所にあり、苔も相まって豊かな自然を感じられます。
木の葉に隠されるように佇む姿は、神秘的な雰囲気を纏っています。
5月頃は紅葉の葉が青く、常寂光寺周辺は青々とした緑に包まれます。秋の紅葉とは全く違う、生命力が溢れるような景観に、パワーをもらうことができるでしょう。
青紅葉と苔の青さがシンクロする中に堂々と佇む常寂光寺をお参りすれば、身も心も洗われるような気持ちになれるはずです。ゆっくりと心を鎮めて境内を参拝しましょう。
特別拝観をおこなっているときもあるので、事前に公式サイトの情報をチェックしておくことをおすすめします。
詳細情報
住所:京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
■春も良い
紅葉の宝庫、そんな京都を代表する常寂光寺です。紅葉の時期はもちろんなのですが、春から初夏にかけても青紅葉もおすすめです。
■梅雨入り前に
梅雨入りの前に常寂光寺へ行ってきました。新緑が綺麗で、苔と相まって美しかったです。
■紅葉じゃなくても素敵
実は紅葉の名所の常寂光寺、春でも素敵な場所なんです。癒されますよ。
拝観時間:9:00~17:00
拝観料:500円
⑪伏見稲荷大社 / 伏見区
伏見稲荷大社は、京都屈指の大人気観光スポットとなっている神社です。お稲荷さんをお祀りしている大社で、狐の像などを見ることもできます。
中でも多くの方が思わず声を上げてしまう見所は、朱色の鳥居が多数連なる千本鳥居です。まるでトンネルのように続く鳥居の道に、多くの方が感動しています。
ちなみに、この朱色の朱は「あけ」とも言い、明るい希望の気持ちを語感に備えた言葉です。生命、台地、生産の力をもって稲荷大神の御霊の働きとする、強烈な信仰が宿っています。
伏見稲荷大社はいつ行っても素晴らしい場所ではあるのですが、紅葉の時期や新緑の時期は特に美しいものです。
5月の新緑は朱色の鳥居や本殿をより際立たせ、生命力を感じさせる景色を見せてくれることでしょう。新緑と朱色のコントラストを楽しんでください。
また、長い参道を登らなければならない伏見稲荷大社に行くなら、過ごしやすい気温の春や秋がおすすめです。5月の涼しい日に行けば、落ち着いた気持ちでお参りできるでしょう。
詳細情報
住所:京都府京都市伏見区深草藪之内町68
■早起きがおすすめ
伏見稲荷大社は年中観光客が多い人気スポットです。人がごった返す時間帯を避けるなら、早起きして早朝に行くのがおすすめですよ。
■着物で写真!
友人と着物で伏見稲荷大社へ!鳥居と着物が本当によく合うので、インスタ映えな写真が撮れました!
■新緑と朱色
朱色の鳥居や本殿が立派な伏見稲荷大社ですが、新緑の時期は緑と朱色のコントラストがとても美しいです。紅葉の時期も良いですが、個人的には5月や6月頃の伏見稲荷大社も好きです。
拝観時間:24時間
拝観料:無料
⑫梨木神社 / 上京区⑫瑠璃光院 / 左京区
梨木神社(なしのきじんじゃ)は、新緑が美しい神社として有名な神社です。鳥居や拝殿、参道と至る所に草木が生えており、5月頃には青々とした緑が溢れます。
御神木の桂の木は葉の形がハートであることから「愛の木」として親しまれています。気に触れながら祈れば、願いが叶うとも言われているため、訪れた際にはぜひ触ってみてください。
梨木神社は別名「萩の宮」とも呼ばれており、萩の名所としての一面もあります。
御神木を始め、周辺が高い木々に囲まれている梨木神社は四季折々に違った姿を見せてくれます。初夏から夏にかけては、緑色が美しい時期となるため、目と心を潤してくれることでしょう。
建物の茶色と緑が調和し、素敵な景色を作り出します。ぜひゆったりと参道や境内を歩きながら、日頃の疲れを癒しましょう。
詳細情報
住所:京都市上京区染殿町680
■自然が美しい神社
9月は萩の花が美しいと有名な神社です。5月頃に訪れると、周辺が新緑に覆われていてまた違った雰囲気でした。過ごしやすい気温の日でしたので、ゆっくり歩いて過ごしました。
■渋い神社
京都御所を出てすぐのところにあります。渋い神社で厳かな雰囲気があります。参道は長いですが、新緑を眺めながら歩いて良い空気を取り込めた気がします。
■静かな場所
京都三名水と萩の花が有名な神社ですが、観光客は少な目で静かに過ごせます。
拝観時間:6:00~17:00
拝観料:無料
京都の5月に行われる有名なお祭り3選
葵祭
爽やかな初夏を行列で彩る葵祭は、上賀茂神社と下鴨神社で約1500年前から始まったとされています。およそ8kmもの長い距離を、平安装束を身にまとった人々が練り歩きます。
京都の一大イベントとしても有名なので、もし当日に京都に行けるのであれば足を運んでみてください。
開催期間:5月15日(雨天延期)
開催場所:京都御所~下鴨神社~上賀茂神社
三船祭
三船祭は、毎年5月におこなわれる川のお祭りです。車折神社の御祭神である清原頼業が活躍した平安時代の船遊びを大堰川(おおいがわ)で再現します。
御座船・龍頭船・鷁首船などの船上で様々な伝統芸能が披露される華々しい行事です。公募で選ばれた女性が清少納言に扮するのも見所です。
開催期間:5月の第3日曜日
開催場所:嵐山大堰川周辺
アクセス:
藤森祭
藤森祭は、藤森神社で毎年5月におこなわれる春のお祭りです。かつては「深草祭」と呼ばれ、9世紀の半ばから続いています。神輿や武者行列も見ものですが、中でも境内の馬場でおこなわれる駈馬(かけうま)神事は圧巻です。命がけの馬術を奉納し、一年の安全祈願とします。
開催期間:5月1~5日(駈馬神事は5日11:30~、13:30~)
開催場所:藤森神社
アクセス:墨染駅より徒歩7分
京都の観光は浴衣・着物を着て特別な思い出にしよう
日本文化や歴史に触れる機会の多い京都観光には、和装がおすすめです。着物や浴衣を持っていなかったり着付けができなかったりしても、レンタルを利用すれば問題ありません。
5月の京都は日によっては肌寒く、一方で暑いときもあります。その日の気温に合わせて浴衣か着物を選んでください。
きものレンタル wargoでは、浴衣や着物を選ぶところから着付けまで、プロがしっかりお手伝いします。着付けができなくてもお任せできるので、京都観光で着物を着てみたい方はぜひご利用ください。
まとめ
5月の京都は気温もほど良く、1日歩いても疲れない気候に恵まれやすいでしょう。日本が誇る文化と歴史の街を、思う存分堪能しましょう。
本記事でご紹介した観光スポットやお祭りは定番の見どころです。どこに行けば良いか、旅行プランに悩んだときはぜひ参考にしてください。
また、京都の町を歩くなら着物や浴衣がピッタリです。写真映えはもちろん、景観に馴染む服を纏うと、より文化や歴史に近づくことができるでしょう。
普段は和装をしない方でも、きものレンタル wargoなら気軽に和装を楽しめます。気候や季節に合わせた着物、浴衣を着て、京都観光をもっと楽しんでみませんか?