1年を通して人気の観光地である京都。日本の文化や歴史を感じられるスポットや街並みが残り、国内からも国外からも多くの人々が訪れます。
そんな京都は8月のおすすめの観光シーズンです。新緑と夏の空気に包まれた京都でおすすめの観光スポットとお祭り・イベントをそれぞれご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
8月の京都を観光するならここ!人気観光スポット11選
8月に京都観光に行くならここ!という、おすすめの人気観光スポット11選をご紹介します。
夏にしか味わえない雰囲気や催しで、8月の京都を存分に楽しみましょう。
正寿院
正寿院は、京都で若者を中心に人気を集めているお寺の1つです。有名なのは猪目窓(いのめまど)というハート形の窓で、季節によって外の景色が変わるので写真映えするとして人気です。また、天井絵が可愛らしいのもフォトスポットとして有名になった理由です。
そんな正寿院は、夏の間にたくさんの風鈴が飾られ、涼しい音と景色に包まれることでも知られています。夏空と風鈴がマッチする景色で、暑さを忘れてゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか?
■口コミ・評判
可愛い風鈴に癒される旅でした。季節によって風鈴の中身が変わるらしく、どの季節でも楽しめると思います!今回は8月に行ったので、夏らしく風情のある感じを楽しめました。着物で写真を撮っても映えそうです!
住所:京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上149
アクセス:京都駅より直通タクシーあり(MKタクシー/要予約)
拝観時間:9:00~16:30(11月~3月は9:00~16:00)
拝観料:600円
公式サイト:正寿院
伏見稲荷大社
伏見稲荷大社は、言わずと知れた京都屈指の名所です。ズラリと並ぶ千本鳥居が素晴らしく、国内外から多くの人々が訪れる人気の観光スポットとして知られています。
境内は朱色の建物やお稲荷さんがたくさんで、どこを見ても思わず声が漏れてしまうほどの景観となっています。
伏見稲荷大社を全て周るには、結構な体力を使うことになります。8月に訪れるなら昼間は避け、早朝や夜など比較的涼しい時間帯に訪れるのがおすすめです。
暗い伏見稲荷大社にはポツポツと灯りがともっていて、独特な雰囲気を味わえます。
■口コミ・評判
以前から行ってみたかった伏見稲荷大社へ。外国人観光客の多いこと!!すごい暑さの中でしたが、山頂まで頑張って歩きました。歩き慣れた靴や涼しい服装をおすすめします..(笑)。
住所:京都府京都市伏見区深草藪之内町68
アクセス:JR稲荷駅よりすぐ
拝観時間:24時間
拝観料:無料
公式サイト:伏見稲荷大社
貴船神社
貴船神社は鞍馬山の麓にある歴史ある神社で、夏には七夕祭りなどもおこなわれる場所です。
パワースポットとしても有名で、晴明力アップや縁結びの御利益も頂けます。丑の刻参りや絵馬の発祥としても知られており、長い歴史があるだけに貫禄すらある神社です。
決して騒がしい場所ではなく、水の神様を静かにお祀りしている場所であるため穏やかな気持ちで参拝しましょう。
貴船神社の境内へ続く石段は有名なフォトスポットで、脇にズラリと赤い灯篭が並んでいます。昼間の新緑とのコントラストも良いですが、日暮れに灯りがともってから見に行くのもおすすめです。
■口コミ・評判
市街地から少し遠出し、山奥にあるという貴船神社へ行きました。神社の周りには川床料理のお店もありました。有名な石段を上がり、本宮へ。静かで落ち着く雰囲気でした。
住所:京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
アクセス:貴船バス停より徒歩4分
拝観時間:6:00~18:00
拝観料:無料
公式サイト:貴船神社
北野天満宮
北野天満宮は、梅の名所としてしばしば名前が挙がる京都の名所です。全国約1万2千社もの天満宮と天神社の総本山とされています。
境内には多くの国宝、重要文化財、名所が点在しており、参拝するなら時間を多めに確保しておくと良いでしょう。
国宝「社殿」や重要文化財「三光門」を始め、様々な名所をゆっくり回ってみてください。
8月頃の北野天満宮では、手水に花玉が浮かべられて可愛らしい雰囲気になります。視覚的にも涼しさを感じる花玉手水でお清めをして、しっかり参拝して行きましょう。
■口コミ・評判
鬼灯の花手水を見られました。花手水はこまめに花が入れ替わるので、何度来てもついつい見てしまいます。今回はお盆が近かったので鬼灯が飾られていました。今回もゆっくり見て回り、大満足です。
住所:京都市上京区馬喰町 北野天満宮
アクセス:北野天満宮前バス停よりすぐ
拝観時間:5:30~17:30
拝観料:無料
公式サイト:北野天満宮
上賀茂神社
上賀茂神社は、正式名称を「加茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」という有名な京都の神社です。天武天皇の時代に造られ、現在は世界遺産に登録されています。
京都最古の神社であり、歴史をしっかり調べてから訪れることで一層興味深く建物を見て回ることができるでしょう。
上賀茂神社は鮮やかな朱色の大鳥居や建物が夏の青空によく映えるため、フォトスポットとしてもおすすめです。また「七夕スカイランタン祭り」に行けば、夜空を覆うように飛び立つ多数のランタンを見ることもできます。
■口コミ・評判
上賀茂神社の七夕スカイランタン祭りに参加してきました。カウントダウンに合わせて一斉に放たれたランタンが綺麗に舞い上がっていくさまが幻想的で、とっても素敵でした。食事やゲームなどお祭りらしいイベントで楽しかったです。
住所:京都府京都市北区上賀茂本山339
アクセス:バス停上賀茂神社前よりすぐ
拝観時間:24時間
定休日:なし
拝観料:無料
電話番号:075-781-0011
公式サイト:上賀茂神社
八坂神社
八坂神社は京都にある中でも大きな神社です。「祇園さん」と呼ばれて親しまれており、地元からもよそからも多くの観光客が訪れています。
夏には日本三大祭りの1つに数えられる祇園祭がおこなわれる場所としても知られていますが、お祭りが終わった後の8月はやや落ち着いた雰囲気があります。
華やかな朱色と緑色が美しい建築が目を惹く八坂神社は、夏も絶好のシーズンです。夏の青空や白い雲によく映える八坂神社で、記念写真を撮る方も少なくありません。
ぜひ参拝の後は思い出に残る一枚を撮ってみてください。
■口コミ・評判
京都の八坂神社へ行ってきました。とにかく周辺も含めて人が多いエリアです!歩いている人も車も多くてびっくりしました!綺麗な青空の日で、八坂神社がとっても写真映えして綺麗でした!人が少ないタイミングを狙って、またリベンジしたいです!
住所:京都府京都市東山区祇園町北側625
アクセス:京阪祇園四条駅より徒歩約5分
拝観時間:24時間
拝観料:無料
公式サイト:八坂神社
柳谷観音 楊谷寺
柳谷観音 楊谷寺(やなぎやかんのん ようこくじ)は、静かな山中にひっそり佇むお寺です。806年に開創された歴史あるお寺で、今も多くの参拝者が足を運んでいます。
楊谷寺の見所は、季節ごとに異なる花手水。手水の水に浮かべられた花々は季節を感じさせ、参拝者を癒してくれます。しっかりお清めをしてから見学しましょう。
平安時代より眼病の平癒に御利益があるとされている境内のお水は「独鈷水(おこうずい)」と言い、親しまれてきました。
訪れた際には、ぜひ触れて眼病平癒を祈願してみてください。
■口コミ・評判
見事な庭園が見られるお寺です。花手水も有名ですが、おすすめは見事な庭園です。紫陽花の名所としても知られていますが、夏に訪れた際は新緑が美しかったですよ。
住所:京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
アクセス:JR長岡京駅よりシャトルバスにて移動
拝観時間:9:00~17:00
拝観料:500円
公式サイト:柳谷観音
渡月橋
渡月橋は京都嵐山を代表する観光スポットとして知られる名所です。桂川にかかる大きな橋で、平安時代に最初の架橋が完了したとされています。
渡月橋や桂川、嵐山を一望できる絶景は夏になると新緑がまぶしく、生命の力強さを感じられます。入道雲などが見えればグッと夏らしい景色を見ることができるので、ぜひカメラを持って行きましょう。
渡月橋の両岸にはお土産屋さんや飲食店があり、休憩所やお土産屋さんもあるので楽しく過ごせます。京都名物・生八ツ橋のお店やオルゴール専門店などがあるので、記念に何か買ってみてはいかがでしょうか?
■口コミ・評判
誰もが一度は聞いたことがある「渡月橋」からの眺めを堪能しました。夏だったしせっかくなので、保津峡川下りも楽しませていただきました。夏にしかできない体験ですし、渡月橋からの景色も楽しめてとても良い旅行になりました!
住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町1−5
アクセス:嵯峨嵐山駅より徒歩13分
拝観時間:24時間
拝観料:無料
公式サイト:渡月橋
竹林の小径
竹林の小径は嵐山にある定番の観光スポットの1つです。約400mの道を青々とした夏の竹が囲い、涼し気な空間を作り出します。
日本らしさ溢れる景観に、多くの外国人観光客が訪れる場所ですが、人がごった返すほど混雑することは不思議とありません。
人力車を利用して通ることもでき、人力車+竹の記念写真を残すこともできます。車夫さんの解説や雑談も相まって、興味深く竹林の小径を楽しめるでしょう。
■口コミ・評判
嵐山駅から10分も経たないところにある竹林の小径。京都でも有名な観光スポットで、長い歴史があります。平安時代の貴族たちが別荘地として使っていたとか。数万本と言われる竹が生い茂るさまは圧巻で、夏の暑い日でも木陰が続いて心地よかったです。
住所:京都府京都市右京区嵯峨小倉山田淵山町
アクセス:嵐山駅より徒歩5分
拝観時間:24時間
拝観料:無料
公式サイト:竹林の小径 - 京都市
天橋立
天橋立は、日本三景に数えられる絶景スポットとして有名な場所です。京都の北側にある宮津湾に広がる砂浜を指し、古歌で「大江山 いくのの道の 遠ければ まだふみも見ず 天橋立」と詠われるように、昔から多くの人が思いを馳せてきた景色として知られています。
自生している約5,000本もの松の木が神秘的な地形を作り出し、対岸へとうねりながら伸びる架け橋を作り出しています。
夏は空の青さと海の青さが美しく、他の季節とはまた違った素晴らしさを感じられます。
天橋立ビューランドや傘松公園などと合わせて訪れてみてください。
■口コミ・評判
透明度抜群の海で、夏は特に美しいです。魚もたくさん!今回はシュノーケリングで訪れました。綺麗な砂浜に透き通る海と、夏らしい贅沢をしてしまいました!来年も来たいです。
住所:京都府宮津市
アクセス:天橋立駅より徒歩5分
公式サイト:天橋立観光協会
金閣寺
通称「金閣寺」と呼ばれる鹿苑寺(ろくおんじ)は、有名な京都の人気観光スポットです。舎利殿である金閣が特に有名で、季節を問わず多くの人が訪れます。
金閣は文字通り建物全体が金色で、太陽光にあたると美しく輝きます。派手な色ではありつつ、日本らしい品のある佇まいが絶妙です。
夏の金閣寺は周囲の木々が新緑になり、金色を一層引き立ててくれます。青空に白い雲、新緑に包まれて輝く金閣は夏ならではの見応えで、まぶしさすら感じられるでしょう。
■口コミ・評判
夕方の静けさに華やかに輝く金閣寺。残り30分で滑り込みました…!真夏の暑さも、夕方頃から少し和らぎ人も少なかったので結果的には良かったです。夏の青空をバックに輝く金閣寺の美しさにしばし見入ってしまいました。
住所:京都府京都市北区金閣寺町1
アクセス:金閣寺道バス停より徒歩8分
拝観時間:9:00~17:00
拝観料:大人400円、小中学生300円
公式サイト:金閣寺
8月の京都観光でおすすめのお祭り&イベント3選
ここでは、8月の京都で楽しめるお祭り&イベントを3つピックアップしてご紹介します。
気になるイベントがあれば、ぜひ足を運んでみてください。
五山の送り火
8月の京都といえば、全国的にも有名な五山の送り火を忘れてはいけません。「大文字」「妙法」「船形」「左大文字」「鳥居形」の形を、京都を囲む五山に灯す大掛かりなイベントです。
お盆に帰ってきたご先祖様を、あの世へ送り出すための行事として毎年おこなわれています。
山に灯された火だけではなく、川でおこなう灯篭流しや町中に飾られる提灯なども美しく、大規模でありながら静かな時間を過ごせる不思議な催しです。
地元の方はもちろん、全国から多くの観光客も訪れるイベントであるため当日は人混みに注意しましょう。山の火が良く見えるポイントは、早い時間に押さえておくことをおすすめします。
開催期間:8月16日
開催場所:京都各地
京の七夕
京都では、旧暦に合わせて七夕祭りが開催されます。7月に七夕をおこなう場所もありますが、8月の七夕祭りは大規模であり、京都全体が一体感をもった雰囲気になるため特別です。
堀川と鴨川の2会場を中心に、京都各所の神社やお寺も七夕の飾りなどで華やかに彩られます。「京の七夕絵はがき短冊」に願いを書けば、五山の送り火や清水寺でお焚き上げしてもらえるのも京都の七夕祭りならではの体験です。
2会場では屋台や催しが多くあり、夏祭りとしても存分に楽しめます。大人はもちろん、子ども連れでも楽しめるイベントとなっています。
8月に京都に行くなら、ぜひ時期に合わせて足を運んでみてください。
開催期間:7月~8月
開催場所:京都各地
五条若宮陶器祭
京都の名物である「清水焼」でできた多くの陶器がズラリと並ぶ五条若宮陶器祭。清水焼を取り扱う作家や店舗が出店を出し、様々な作品を販売します。清水焼に限らず、各地から集まった陶磁器が大量に並ぶため、食器が好きな方や陶器が好きな方がこぞって集まります。
可愛らしい小さな陶磁器から大きめの作品まで様々なので、ぜひ好みのものを探し出してみてください。
ちなみに、陶磁器というと高いイメージを持つ方もいるかもしれませんが、SNSでは「300円の御猪口を発見して、購入しました」など手頃なものも売られている様子です。
開催期間:8月上旬
開催場所:若宮八幡宮、五条通の東大路通~川端通間の対象店舗
アクセス:五条坂バス停より徒歩3分(若宮八幡宮へのアクセス)
京都の街歩きは浴衣・着物で楽しもう!
京都は日本の歴史や文化を色濃く残している場所です。着物を着て歩きたいと考えている方も多いでしょう。
多くの着物レンタルサービスがある京都ですが、「きものレンタル wargo」なら手頃な金額で浴衣や帯を選ぶことができます。
普段和装はしないという方こそ、京都観光を機に浴衣を着てみてはいかがでしょうか?
まとめ
8月は夏休みなども相まって旅行シーズンです。そんな夏こそ、定番の観光スポットである京都がおすすめです。
お祭りやイベントも多い季節なので、他の時期には得られない体験もできるでしょう。
8月に京都へ行くなら、本記事を参考にしつつ素敵な計画を立ててみてください。
また、せっかくの京都観光には浴衣がおすすめです。持参しなくても、きものレンタル wargoなら誰でも手軽に和装ができます。良い機会ですので、ぜひ挑戦してみませんか?