浴衣は洋服とは違って、ボディラインを強調しない方が着姿が綺麗で粋だと言われています。胸が大きいと浴衣を着たときに、強調するつもりはなくても強調しているように見えてしまうことがあります。浴衣を綺麗に着こなすにはできるだけ、メリハリは付けずにスっとして見えるようにするのがおすすめです。胸が大きい女性はどうしたら浴衣を綺麗に着られるかを解説します。
胸の大きな女性!浴衣のよくある悩み
胸が帯に乗ると太って見える
浴衣を着るときに普通のブラジャーを着用すると、太って見えたり年齢よりも老けて見えたりします。洋服だとバストラインがはっきりしているメリハリのあるボディラインが美しいとされますが、浴衣の場合は寸胴気味が粋で美しいとされます。洋服とは真逆になるので、バストが大きい人は寄せて上げるタイプのブラジャーはNGとなってしまいます。普通のブラジャーは胸の大きさに関係なく、浴衣には不向きとなってしまうと覚えておくといいでしょう。
浴衣を着るときに結ぶ帯は胸の下の位置に合わせます。胸が大きいと帯のすぐ上のボリュームが出てしまうので太って見えます。さらに帯のすぐ上のバストが乗っかっているように見えるので、胸が垂れているようで老けた印象を与えてしまうということも覚えておいてください。
ワイヤー入りブラは締め付けられて痛くなる
普段付けているブラジャーは、ワイヤー入りが多いですよね。締め付け感が嫌な人はノンワイヤーやカップ付きのキャミソールなどを着用することもありますが、いずれもバストラインが強調されます。洋服なら美しく見えるバストラインも、浴衣では粋ではありません。普通のブラジャーしか持っていないという理由から、ワイヤー入りのブラジャーを着用することもありますが、ブラジャーの上から帯を締めるので、通常のワイヤーの締めつけに加え、帯の圧力もプラスされて痛くなってしまいます。人にとっては気分が悪くなたり、体調が悪くなったりすることもあります。ワイヤーブラジャーは浴衣には不向きとなってしまいます。
胸の大きな女性の浴衣着用のポイント!
補正は最低限にする
胸が大きい人は浴衣を着る時できるだけ胸の大きさを強調しないために、タオルで補正するという方法があります。胸が大きいと段差が目立ってしまうので、浴衣に不向きな凸凹が目立ち綺麗に見えないのです。この凸凹をなくすために、タオルを当ててなだらかにすると補正効果で着姿が美しく見えます。ただしタオルに厚みがあると、補正してもタオルの厚みでボリュームが出てしまい太って見えます。薄いタオルは使いやすい反面、1枚だと完全に凸凹をカバーしきれないので何枚も使いたくなります。これも太って見えるので、補正に使うタオルは1枚までにしておきましょう。
おすすめは和装ブラジャー
ワイヤー入りのブラジャーは、バストを寄せて上げる効果があるので浴衣には不向きです。特に胸が大きい方は和装ブラジャーを使いましょう。和装ブラジャーはワイヤーなしだから寄せたり上げたりする効果はありません。適度にバストを支えるサポート力があって、バストのボリュームを抑える効果があるので、凸凹になりにくく着姿が美しくなります。和装ブラジャーにもいろんなタイプがありますが、胸が大きい人は前で止めるフロントファスナータイプがおすすめです。
フロントファスナーは着脱がしやすく、補正用パッドもついているから着崩れ防止効果も期待できます。サポート力があっても締め付けないので、長時間でも楽に着ていられます。着物や浴衣など幅広く使えるので、1枚持っておくと便利です。
ない場合はスポーツブラなどで代用
胸が大きい方は和装ブラジャーがおすすめですが、夏のあいだ数回しか着ないのにわざわざ和装ブラジャーを買うのはもったいないと思ってしまうこともあります。または合うサイズがなくやむを得ず普通のブラジャーを付ける…なんてこともあるかもしれません。そういうときはスポーツブラでも代用できます。
スポーツをするときバストが邪魔にならないように作られているので、サポート力に優れています。これについては和装ブラジャーにも共通するものがあります。運動中の締めつけはNGですからワイヤーも入っていません。帯を締めても息苦しくならないものスポーツブラのメリットです。和装ブラジャーを用意できないときは、スポーツブラで代用することができます。
襟元は鋭角なV字ラインにしたほうがスッキリ見える
バストが大きい人は、和装ブラジャーを着用するのがおすすめです。ボリュームを押さえるのでスッキリとして見えますが、バストが小さい人よりも若干ボリュームが出てしまうのは否めません。こういうときは錯覚を利用するのもおすすめです。浴衣は衿がV字になっていますが、V字鋭角なほど衿元がスッキリとして見えるので、できるだけ鋭角なV字になるよう意識しましょう。
まとめ
胸が大きい方でもちょっとした工夫で、スッキリとした印象に見せることができます。和装ブラジャーはないよりもあった方が便利ですし、快適で粋に着こなせます。後はスッキリとしたラインや色を選べば、胸が大きくても堂々と浴衣を着こなせます。
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