
五三の桐紋のポリエステルの黒留袖です。不老長寿のシンボルである松葉、ゆったりと開いた扇の面に牡丹や桜などの美しい花々が描かれた花扇文が、とても印象的な黒留袖です。花扇文とは、江戸時代に七夕の折りに近衛家から宮中へと献上された七種の草花を束ねて段紙で扇状に包み、水引で飾ったものを文様化したものであり、幅広い世代の女性たちから典雅な趣があると人気を集めています。こちらの黒留袖には、松葉と花扇だけではなく、“トントントン”と軽やかな音を奏でる鼓、長寿と子孫繁栄の象徴である藤、長寿吉兆の意味を持つ亀甲など、縁起の良い文様が幽雅に描かれています。また、松に花扇の黒留袖は、日向紋の三五の桐が背面に3つ、前面に2つの計5つの紋がある格調高い黒留袖となっていますので、慶事の第一礼装に相応しい着物となっています。
手ぶらでOK
※着付けに必要な一式をすべて含みます。 素材 ポリエステル 身丈 168.5cm 裄 68cm 前幅 25cm 後幅 31cm カラー
黒
