【2025年】七五三はいつお祝いする?数え年と満年齢どっちが正しいのか解説

子どもの成長をお祝いする七五三は、何歳でお祝いするのだろう…と考えていませんか?

お祝いをする年齢はわかるけれど、うちの子どもはいつお祝いするべきなのかと悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

この記事では、七五三をいつお祝いするのか?数え年や満年齢などの違いや、七五三の基本的な情報などについて解説しています。

七五三は家族の大切な行事の一つです。七五三の服装についても紹介しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

七五三はいつお祝いする?知っておきたい基本情報

意外と知らない七五三の知識

日本の伝統的行事の一つである七五三は、平安時代から続く子どもの成長を祝う行事です。しかし、七五三についてよく知っているという人は意外と少ないものです。

ここでは、七五三はいつお祝いするのかなど、七五三について知っておきたい基本情報について解説します。

七五三ってそもそも何をするの?

七五三は、家族揃って神社への参拝や食事、写真撮影するのが一般的とされています。

誰を呼ぶのかはご家庭によって異なりますが、おじいちゃんおばあちゃんまで呼ぶことが多いようです。

複数の家族を呼ぶなら、日程のすり合わせをしておく必要があるので、事前の準備を怠らないようにしましょう。

一日ですべてを終わらせるのであれば、着付けして写真撮影を終えたのち、参拝して食事会という流れがおすすめですが、慌ただしいスケジュールになってしまうこともあります。

最近では、着物で前撮りしておく家族も増えているので、検討してもよいでしょう。

また、お参りする神社に決まりはなく、近所の神社に参拝するのが一般的ですが、希望の神社があれば予約しておくのもよいでしょう。11月の中旬が七五三の時期ですが、この頃は混み合うことが多く、時間がかかるので子どもの負担を考慮して予約するのがおすすめです。

満年齢と数え年はどっちが正しい?

男女ともに年齢を軸にし七五三のお祝いをしますが、満年齢と数え年、どちらの年にお祝いをするのでしょうか。

現在では、満年齢を基準にしてお祝いすることが一般的になっています。

昔、日本では数え年が一般的で、生まれた年が1歳という数え方をしていました。

しかし、現在では生まれた年を0歳として、誕生日を迎えるごとに1年加えるという考えが広まり、一般化しています。

よって、七五三のお祝いをする年齢を決めるなら、満年齢で考えるのが良いでしょう。

また、慣習によっては、男の子と女の子で祝う年や回数が違うことがあります。

2回お祝いすることもあれば、3回お祝いするなど地域や家族のしきたりによって異なります。家族のしきたりに習ってお祝いすることもあるので、自分が子どもの頃に祝った七五三はどうだったか、両親やきょうだいに確認しておくと良いでしょう。

男の子と女の子の祝い年は具体的にいつ?

男の子と女の子で、祝う年に違いがあるという解説をしましたが、ご家庭やきょうだいの年齢、その他の慣習によって異なる場合があります。

しかし、一般的には男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳にお祝いするのが一般的です。これは、年齢によって祝う意味が異なっていたことに由来しています。

ここでは年齢別のお祝いの意味について解説します。

3歳(髪置)

平安時代には、男女ともに3歳まで坊主で育て、それ以降は髪を伸ばすことが一般的でした。髪を伸ばし始めるお祝いが七五三の起源とされています。

5歳(袴着)

平安時代、男女とも5歳〜7歳になると袴を着る儀式がおこなわれましたが、江戸時代にはそれが11月15日前後に変化し、男の子に限定された儀式となりました。

7歳(帯解)

紐の着物を着ていた子どもが、帯の着物を着るようになるのが7歳頃とされていたことが起源です。江戸時代には7歳の女の子に限定される儀式となりました。

なぜ男の子が3歳と5歳で、女の子が3歳と7歳でお祝いをするのかがおわかりいただけたと思います。このように古くから伝わる行事である七五三には、お祝いする年齢にもそれぞれ意味があるのです。

現在でも歴史的慣習に習って、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳でお祝いするのが主流となっています。

早生まれの場合はいつお祝いする?

1月1日〜4月1日までに生まれた早生まれの子どもの場合は、いつお祝いをすればよいのでしょうか。

子どもの成長によって異なるため、それぞれのご家庭で決めてよいのですが、数え年を基準としてお祝いするのが一般的です。

また、きょうだいがいる場合も早生まれなどを気にすることなく、お祝いすることがあります。

たとえば、上の女の子が7歳をむかえたとき、下の男の子が早生まれでまだ4歳であっても一緒に七五三のお祝いをすることもあります。

このように、早生まれでも子どもの成長やきょうだいの有無によって、お祝いするタイミングが変わってくるので、両親や家族で話し合っておくと良いでしょう。

七五三も六輝を気にする?

大安の日に結婚式をおこなう、友引にはお葬式をしないなど、行事の際に六輝を気にして日にちを決める人は多いです。

結婚式やお葬式などがその代表例といえますが、七五三の場合はどうでしょうか?

結論、七五三は”六輝”を気にすることなく決めて良いでしょう。

もともと六輝自体が中国から伝わった考え方であり、日本に浸透したのも戦後にカレンダーが自由に発行できるようになったころとされています。

つまり、七五三が一般化した江戸時代には、六輝の考え方は存在しなかったため、気にすることなく七五三をお祝いしていたのです。

しかし、現代においては六輝を気にして行事ごとの日を決める人も少なくないため、土日祝日にあたる大安は神社が大変混雑します。六輝を気にすることなく、七五三のお祝いや参拝の予約をするときの混雑予想として、六輝をチェックしておくと良いでしょう。

いつ祝う?七五三の年齢早見表をチェック

間違いのないように早見表をチェック!

七五三の基本情報を紹介しましたが、実際いつ子どもの七五三を祝えばよいのか、できるだけ間違えたくないという人も多いでしょう。

ここからは、2024年から2029年に対応した、七五三を祝うべき年がわかる早見表を参考にしながら、それぞれ解説していきます。

【2024年】七五三の祝い年早見表

まずは、2024年に七五三の祝い年を迎える男の子と女の子の年齢は以下のとおりです。



【年齢別】七五三の祝い年早見表

こちらは、数え年と満年齢の両方でわかる、年齢別の早見表です。きょうだいがいる場合などは一緒に七五三のお祝いをするご家庭も増えているので、計画を立てる際にこちらの早見表を見ながら相談してみてください。



七五三早見表

七五三の服装はどうすればいい?

子どもの成長をお祝いしよう

七五三をお祝いするにあたり、ご家族とお子さんの服装は何が良いか頭を悩ませるポイントです。

七五三の服装は、洋装と和装のどちらかを選ぶところから始まりますが、おすすめは和装です。日常的に和装に触れる機会は少ないため、着物を着れば家族にとって印象的なお祝いになることでしょう。

和装にした場合は、両親も和装で合わせるのがおすすめです。

しかし、あくまで主役の子どもよりも目立たない着物を選ぶべきなので、注意が必要です。

家族全員で和装をしてお祝いをすれば、特別な時間をより素敵な思い出として残せますよ。

お子さんの七五三の衣装について悩んでいるなら「お宮参りで着物(産着)は七五三でも着ることはできる?産着の活用方法とは」の記事、お母様の衣装については「七五三に訪問着で参加して良いの?母親はどのような服装をするのがいいの?」の記事も参考にしてください。

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七五三用に用意してある複数の着物の中から、お子様の好みに合わせた着物を用意しています。店舗にご来店いただければ着付けもおこなうので、手間もかかりません。

七五三の着物について不安を感じているなら、ぜひ着物レンタルのwargoにご相談ください。

まとめ

この記事では、七五三にまつわる基本情報から、祝うべき年齢などについて解説してきました。七五三についての基本がおわかりいただけたのではないでしょうか。

七五三は昔から日本に伝わる伝統行事の一つです。

お子さんの成長をお祝いする特別な時間を着物で過ごせば、お子さんや家族にとっての良い思い出をまた一つ作れます。

お子さんの成長は早いので、着物はレンタルして行事に望むのがおすすめです。

着物のレンタルについてはwargoにぜひお問い合わせください。